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こんにちは、タカフミです!
5日で学ぶSketch入門のDay 2 になりました。
Day1ではSketchの特徴やインストール方法、基本的な操作画面について解説しました。
Day2ではSketchの基本的な使い方を一緒に勉強していきましょう!
それでは、二日目スタートです\(^o^)/
目次
Sketchの操作画面について
ここではシンプルなSketchの操作画面について簡単に説明したいと思います。
Sketchが他のデザインツールと違うところは、別ウィンドウでプロパティを設定する画面などが表示されることなく、4つの画面だけで全ての操作できるところにあります。
① ツールバー
ここにはSketchでよく使われる便利な機能が配置されています。だいたいの作業はここのアイコンをクリックすることが多いです。
② レイヤーウィンドウ
ここにはPhotoshopやIllustratorなどで馴染みのあるレイヤーが一覧で表示されます。Sketch特有の概念である、ページやアートボードなどもこちらから管理することができます。
③ キャンバス
ここがキャンバスになります。ここに図形やテキストなどを配置して、実際のデザインを行うスペースになります。
④ インスペクタ
ここから選択したオブジェクトの色やサイズなどのプロパティを変更することができます。
全ての要素のプロパティをここから変更できるので、オブジェクトの修正が容易になります。
動画でもこちらの内容をより詳しく解説しております
基本的な図形を作ろう
デザインする時に、最も使う直線や長方形などの基本的な図形を描画する方法について勉強していきましょう。
直線ツール
直線を描画するために、直線ツールを使います。
左上にある+アイコンをタップします。
表示されたメニューから Shape > Line をクリックします。
マウスのポインターが十字になるので、ドラッグ&ドロップをして直線を引いてみましょう!
描画した直線を選択した状態でインスペクタビュー内にある、colorやThicknessを変更することで色や線幅を変更することができます。
動画でもこちらの内容をより詳しく解説しております
Sketchには便利なショートカットキーたくさん用意されています。
直線を引く場合には、わざわざ左上の+アイコンから選択する必要はなく、キーボードの 「L」キーを押すだけですぐに直線ツールを使う状態になります。
ショートカットキーを覚えて積極的に使っていきましょう\(^o^)/
長方形ツール
長方形や正方形を描画するための、長方形ツールを使ってみましょう!
左上の「+」アイコンをクリッしたら、表示されたメニューから Shape > Rectangle をクリックします。
長方形を描画したいところにマウスを持ってきて、ドラッグすると長方形を描くことができます。
「Shift」キーを押したまま長方形ツールを使うと、比率が1:1の正方形を簡単に描くことができます。
図形を選択した状態でインスペクトビューのFillやBordersから塗りの色や線の色などを変えることができます。
ちなみにキーボードの「R」キーがショートカットキーになっています。
動画でもこちらの内容をより詳しく解説しております
楕円形ツール
楕円形を描画するための、楕円形ツールを使ってみましょう!
左上の「+」アイコンをクリッしたら、表示されたメニューから Shape > Oval をクリックします。
あとは任意の場所でドラッグアンドドロップをしてもらうと、自由な形で楕円形を描くことができます。楕円形のショートカットキーは「O」キーになります。
「Shift」キーを押したまま楕円形ツールを使うと、綺麗な真円を簡単に描くことができます。
ベクターツール
メニューの「+」をクリックして、ベクターを選択します。
キャンバス上の任意の箇所を複数箇所クリックしていくと、線が繋がった状態の図形を描くことができます。ショートカットキーは「V」キーになります。
ベクターツールの面白いところは、直線と曲線が混ざった図形を描けるところにあります。任意の点で曲線を引きたいところで、マウスのボタンから指を話さずにドラッグすることで曲線を引くことができます。
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テキストツール
文字の挿入
メニューの「+」アイコンからTextを選択します。テキスト入力モードになるので、キャンバス上でテキストを追加したいところをクリックして文字を入力します。
ショートカットキーは「T」になります。
色とフォントサイズ
文字の大きさやフォントを選択したい場合は、変更したテキストを選択した状態で右のインスペクタから変更することができます。
インスペクタでは文字の見た目に関する色々な情報を変更できます。
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ズームとスポイトツール
ズームイン・ズームアウト
キャンバス上で細かなオブジェクトを編集する際に便利なツールがズームツールになります。メニューにある虫眼鏡のアイコンの「+」をクリックするとズームインして、「–」をクリックするとズームアウトします。
スポイトツール
画面上にある特定の色を取得する時に便利なのがスポイトツールです。
色を変更した図形を選択した状態で、インスペクタパネルに表示されたFillsをクリックします。カラーピッカーが表示されるので、「スポイト」アイコンをクリックします。
カーソルの先が拡大鏡になるので、そこから取得したい色をクリックするだけでOKです。
レイヤー
一つのキャンバス上に複数のオブジェクトを配置した時に、前後関係を表現したい場合があると思います。スケッチの場合では、明確なレイヤーというものは存在せず、画面左側のレイヤーウィンドウにページ上に配置されたオブジェクトの前後関係が表示されます。
下の画像のようにレイヤーウィンドウ内で「Rectangle」の方が「Type something」より上にあるのがわかると思います。そのため、キャンバス上のオブジェクトもレイヤーウィンドウ内の前後関係にならって、奥行き方向が決まります。
レイヤーウィンドウにある「Rectangle」をドラッグアンドドロップして「Type something」の下に移動させると、キャンバス上のオブジェクトの前後関係を変えることができます。
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ページ
Sketchには他のデザインツールにはあまりない、ページという機能があります。現実世界にあるスケッチブックでも1ページ目と2ページ目では、別の真っさらなページとして使えるように、Sketchでも一つのプロジェクトファイル内に用途に応じて複数のページを追加して管理することができます。
たとえば、ウェブサイトのデザインをする時に「パソコン」と「スマホ」用で2つのデザインが必要になるときなどに、ページで分けて管理するケースが多いです。
「Page1」の右隣にあるアイコンをクリックすると、プロジェクトファイル内のすべてのページを一覧表示することができます。
ページの追加
「+」アイコンをクリックすると、新たにページを追加することができます。
ページの複製
ページを複製したい場合は、複製したいページを選択して右クリックから「Duplicate Page」を選択します。
ページの削除
ページを削除する場合は削除するページを選択して、右クリックから「Delete Page」を選択します。
動画でもこちらの内容をより詳しく解説しております
アートボード
Sketchでデザインをするときによく使う機能にアートボードというものがあります。アートボードとは、ページ上に任意のサイズで作成できる小さなキャンバスになります。
通常ウェブサイトのデザインでは、トップページや問合せページ、商品一覧ページのように複数のページが必要になります。これらのページにそれぞれアートボードを用意することで、サイト全体を俯瞰的に見ることができるため管理がしやすくなります。
アートボードの作成
「+」アイコンをクリックして、「Artboard」を選択します。ショートカットキーは「A」になります。
キャンバス上で任意のサイズでドラッグすると、好きなサイズでアートボードを作成することができます。
テンプレートからアートボードを作成
Sketchでは予め特定のデバイスに対応したアートボードがプリセットされています。アートボードを追加するモードで、インスペクタを見るとAndroidやApple、ウェブ用のテンプレートを選択することができます。
プルダウンメニューから「Apple Devices」を選択して、iPhone8を選択してみましょう。
キャンバス上にiPhone8の画面サイズのアートボードが自動的に作成されます。
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これで、Sketchの基本的な使い方や機能については終わりになります!
次回はプラグインとシンボル化について勉強していきましょう!