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こんにちは、タカフミです!
高価格帯の商品を販売するときに、高級感のあるデザインが必要になるときがあります。
でも、自分でやってみると思ったように上手くデザインできないときがあるんですよね。今回もデザインについて悩んでいる人に、お越しいただきました。
時計メーカーで働いているヤマダさんです。新製品の時計を宣伝するために広告を作ってみたそうですが、どうも上手くいっていないようです。
どうも、ヤマダといいます。
部長に頼まれて新製品の広告を作ってみたのですが、どうもしっくりこないんです。
高級感を出そうとして、背景に大都市の写真を配置したりしてみたのですが、なんか上手くいかないんです。。
それは、デザインに高級感を持たせる最低限必要な7つのポイントを見落としているからなんです。
それでは、さっそく7つのポイントを勉強していきましょう!
明朝体を使う
デザインの中でゴシック体を使っているところがあったら、まずはフォントを明朝体に変更してみましょう。日本語フォントの場合は、ゴシック体より明朝体を使うことで高級感や落ち着いた印象を与えることができます。
文字のジャンプ率を小さくする
「世界が認めたクオリティ。」というテキストをよくみてください。以前のデザインでは、それぞれのテキストの大きさが異なっており「クオリティ」という文字が強調されるようになっていました。このように、文字の大きさが変化する度合いをジャンプ率といいます。
ポップなテイストで見出しなどを目立たせたい場合は、ジャンプ率を高くすると効果的です。一方で、今回のように高級感を演出したい場合はジャンプ率を低くすることで、アップダウンが小さくなるので落ち着きのあるデザインになります。
文字を大きくしすぎない
見出しだからといって、目立たせるために文字サイズを大きくしすぎてしまうのはNGです。控えめにして、文字を小さくすることでしっとりとした落ち着いた印象を与えることができます。
無彩色を使う
無彩色という言葉を聞いたことはありますか?
無彩色とは白や黒、グレーなど色味をもたない色のことをいいます。一方で、赤や緑などの色味のある色を有彩色といいます。
デザインに高級感を持たせるときは、有彩色を使うのは控えて、無彩色をベースにしてデザインしていくのがポイントです。
今回の場合、背景で使われている写真にはたくさんの色が含まれています。そのため、あえて写真を外して、白一色の背景にしています。
無彩色がベースになっているときは、「ここぞ!」という所に有彩色を使うと効果的に目立たせることができるよ!
細い線を使う
高級感を演出するもう一つのコツとしては、線を使用するデザインのときは細い線を使うというこものがあります。線が細くなるほど、「上品さ」「高級感」「繊細」という印象を与える一方で、線が太くなると「逞しさ」「若々しさ」「活発」なイメージになっていきます。
今回のデザインでは見出し上下の線幅を細くしています。
線幅以外にも図形の角が高級感に影響あたえる場合もあるんだ。
たとえば、長方形で文字を囲む場合は角が丸まった図形よりも、角が角張った図形の方が高級感を演出することができるよ!
空間をゆったりと使う
【変更前】
【変更後】
前回のポイントまでで十分に高級感がだせているのですが、ここで一番のポイントといえる「空間」の使い方について意識してみましょう。少しわかりにくいので、変更前と変更後のデザインを2つ並べてみました。
「世界が認めたクオリティ。」という見出しと上の実線との距離をおおめにとっています。また、「POLEXは1917年に〜」というテキストと「POLEX」というロゴ、時計の画像を小さくしています。
それぞれの要素を配置するための十分なスペースがあるにも関わらず、あえて要素を小さくすることで白い面積が増えて、ゆったりした印象を与えることができます。
空間をこれでもかって言うほどに、贅沢に使うと高級感が増してきます。
写真を断ち切る
時計のように細部まで作り込まれている商品の場合は、文字盤がハッキリみえるように拡大して配置するという方法もあります。
上のデザインのように、写真を全部含めずに配置することを「断ち切り」といいます。あえて、写真の一部を隠すことでデザインに広がりを持たせることができます。
まとめ
7つのポイントを意識しながら、デザインしてみましたがいかがだったでしょうか?
活発で逞しさあるデザインから高級感のある落ち着いた雰囲気になったのがわかると思います。
ここで紹介した7つのポイントを踏まえるだけで、高級感のあるデザインが誰でもできるようになります。