デザインもカレーと同じ!?いいデザインかどうか悩んだら1日寝かしてみよう。

デザインすることに慣れてきて、デザインすることが楽しくなってくると多くの人が悩まされることがあります。

それは、とりあえず納得のいくものはできたけど「これで本当にいいのかな?」「これって良いデザインなのかな?」と自問自答してしまうということです。

これまでは、デザインするという作業が楽しくて楽しくて仕方がなかったため、デザインできる喜びにただただ満足できたのだと思います。

ただ、スキルを身につけて仕事などでデザインをするようになると楽しさだけではダメだと気づけるようになります。

クライアントさんが商品やサービスに込めた思いが、このデザインで本当に伝えることができているのか」といった別の視点からデザインというものを考えるようになってきたりするのです。

実はこの視点に気づけただけでも、デザイナーとして着実に成長しているのだと僕は思います。

ロゴデザインは本当にむずかしい

僕はお仕事でポスターやチラシ、ウェブサイト、アプリのUIなど色々なものをデザインさせていただく機会があるのですが、その中でもダントツで難しいと感じているのがロゴデザインだと思っています。

一般的にロゴは会社、新ブランドの商品、アプリやウェブサイト、飲食店など数多くのところで必要されます。ロゴはその提供するサービスや商品の顔となるため、お客さんと最初に接するとても大切な役割を担っています。

ロゴの良し悪し一つで、会社に対する信頼度、商品の売り上げ、アプリのダウンロード数が変わってしまうほどに、本当に本当に大切なところだと僕は思っています。

そのため、お仕事でロゴデザインの依頼を受けた時はいつも以上に気を引き締めて仕事をするようにしています。(もちろん、他のデザイン業務も全力でやっていますのでご安心くださいw)

制限があるからこそやりがいがある

ロゴデザインの場合、使える色やキャンバスのサイズ、線の太さなど出来ることに制限が生まれてしまうことがあります。

でも、一方でその限られた表現方法の中でクライアントの思いをデザインを通して伝えていくという醍醐味もあるのだと思います。

試行錯誤した上で「これならいける!」というデザインが完成したときの達成感は何度味わってもたまりません^^

「これでいいか悩んだら」一晩寝かしてみよう

デザインをしていると、ときには「もう、これしかないでしょ!」とカチッとイメージにハマったものができることがあります。

しかし、そんなに百戦錬磨できない時もあって「うーん。自分的にはこれでいいと思うけど」と確証がもてない場合もあったりするもんです。

そんな時に僕がよくやるのは、すぐにパソコンを閉じて全然違う作業をするというものです。本を読んだり、友達と遊んだり、映画を見たりと何をやってもOKです。とにかく、自分がデザインしたものを物理的に見ないようにしてしまうことが重要です!

そして、ここが重要なんですか次の日の朝、もう一度自分が作ったそのデザインを見てみます。そこで、違和感なく感じられた大丈夫です!

僕がなぜ、こんなことをしているかというと頭の中をスッキリさせるためです。どうしても、デザイン作業に夢中になっているうちに頭の中に色々なアイデアや雑念が入ってきて、ちょっとパンク状態になってしまいます。そんな状態ではフラットにデザインと対峙することができなくなると僕は思います。

人が寝ている時に夢を見るのは、その日に脳内に取り込まれた情報から必要な情報と要らない情報を整理するためだと言われています。

これがデザインに与える影響って、これまでの経験から大きいように思えます。ちなみに、デザインを寝かせる作業は「これで完璧っしょ!」と思えるほどお気に入りのデザインに対しても必ずやっています。

もし、自分のデザインに悩まれた場合はこの寝かせの作業をやってみることをオススメします!