Palm Phoneは僕が求めていた最高のデジタルデトックス・スマホでした

こんにちは、タカフミです。

最近、6年近く使ってきたiPhoneを手放して、Palm Phoneという超小型のスマートフォンを使っています。最初はあまりに小さいので使い物になるか不安なところもあったのですが、持ち始めて1週間ほどで自分のライフスタイルが劇的に向上するくら良い変化ばかりで驚かされています。

この記事では、僕がiPhoneを手放した理由とPalm Phoneで僕の生活がどう変わったのか「良いところ」も「悪いところ」も含めてお話したいと思います。

もっと気軽に持ち運べるスマホが欲しかった

Palm PhoneにかえるまではiPhoneXを使っていました。みなさんもご存知の通りで、iPhoneXであれば一眼レフのような写真も撮れるし、ゲームや動画だって大画面で楽しむことができます。出先でなにか分からないことがあれば、すぐにSafariで調べることだってできます。ハッキリいってこんなに便利なスマホはないし僕もとっても気に入っていました。

ただ、iPhoneXは僕にとっては大きすぎるし持ち運ぶにはちょっと重たく感じられました。出かける時にリュックなどを持っていればいいのですが、ちょっとコンビニとかプールに行く場合や友達とご飯を食べにいく時にはなるべく身軽にしたいので、お財布とスマホだけで出かけようとするとポケットの中でのiPhoneXの存在感が強すぎるためにソワソワしてしまうことがありました。

夏場で半ズボンを履いていたりすると、歩くたびにポケットのなかでiPhoneが上下するのでちょっとの弾みでポケットから飛び出してしまうことなどもあったりしました。

スマホを触っている時間を減らしたかった

電車で移動中のとき、夜寝る前の数時間。気がつくとポケットからスマホを取り出して動画を見たり、ツイッターを見たりしていることに気が付きました。これの何が怖いって、無意識的にやってしまっている自分がいるということです。

画面も大きいし電池もたくさん持つし、アプリさえ入れてしまえば一通りのことが不自由なくできてしまうので、時間を忘れてついつい遅くまでスマホを使ってしまうことがあったのです。

その結果、夜更ししてしまって朝起きても体がダルかったり、ギリギリまで寝てしまっていて打ち合わせに遅れそうになったなんてこともありました笑 睡眠時間が仕事のパフォーマンスに影響を与えることが分かっていながらも、スマホの利便性に惹かれてしまい自分自身をコントロールできていなかったのです。

Palm Phoneを使って良かったところ

小さく気軽に持ち運べるスマホが欲しいと思って探してみたところ、Palm Phoneと出会いました。iPhone5よりも小さい3.3インチのディスプレイを搭載していて、重さは約60gとコンパクトなスマートフォンです。サイズもクレジットカードほどなので、手のひらに収まりやすく使っていて気持ちいい端末です。

使い初めてまだ数週間しかたっていないのですが、想像以上に気にいっています。使ってみて分かった「良いところ」と「悪いところ」について少しお話したいと思います。

服装を気にしなくてよくなった

Palm Phone自体とっても軽くてコンパクトな端末なので、その日の服装に気を使う必要がなくなりました。ワイシャツの胸ポケットに入れても、スウェット生地の半ズボンのポケットにいれても型くずれすることなく綺麗に収まってくれます。ジーンズを履いている時でも前ポケットに入れることが出来るので、後ろポケットに入れたスマホが座る時にずれ落ちたりするなんてことがなくなりました。

さらに、以前ならiPhoneXを入れるために小さなボディバッグを持ち運んでいたのですがその必要もなくなって、より身軽に出かけられるようになりました!

本を読む時間が増えた

写真を見てもらうとわかると思うのですがPalm Phoneは画面がとても小さいです。解像度は高いので普通にサイトを見たり、アプリを使うことは出来るのですがツイッターのタイムラインを見たりすると一画面あたりに2件くらいしかツイートが表示されないため下までたくさんスクロールしないといけない状況になります。これは、Slackなどのチャットアプリでも同様です。今までの大きなスマホに慣れていると、この辺りは正直使いづらいと思われます。

ただ、通知からメッセージの内容や気になるツイートをちょっと確認する程度には使えるので「ちょっと、確認したらスマホを閉じる」という使い方ができるようになりました。そのおかげで、電車で移動中のときには本を読むようになりました。以前ならついついスマホを弄ってしまうところなんですが、まさか使いにくいことが良い結果に結びつくとは思いませんでした。

目の前の人と真剣に向き合えるようになった

これは「悪いところ」にも書こうと思ったのですがPalm Phoneはバッテリーの持ちが悪く全然電池が持ちません。ただ、電池が持たないからこそ無駄に動画を見たり、ゲームをプレイしたり、SNSを見たりすることが無くなり、本当に重要なメッセージを返したり、仕事の電話を受け取ることだけに使えるようになります。

あれもこれも出来るスマホからメールと通話だけのスマホになったことで、圧倒的に通知の数が減ってスマホをチラチラと見ることがなくなったのです。

以前だと友達と会ってご飯を食べている時にも、ちょっと暇さえあればスマホを触ったり、通知が来るとスマホを見てしまうことがあったのですが、Palm Phoneにしてからは目の前にいる友人としっかりと向き合って話をすることが出来るようになったと思います。うわの空で話を聞き流すこともなくなり、本当に貴重な時間を大切な人と過ごせるようになりました。

Palm Phoneの悪いところ

Palm Phoneを使ってみると決していいところばかりではなく、人によってはデメリットに思えてしまうところがあります。悪いところについても包み隠さずお話したいと思います。

びっくりするほど電池がもたない

サイズが小さいこともありバッテリー容量がとっても少ないです。どれくらい少ないかというと800mAhしかないので一般的なスマホと比べると1/3程度になってしまいます。ツイッターを見ていたり、ブラウジングをしているとメリメリと電池が減っていくのがわかります笑 普通のスマホと同じような感じで使っていると半日も持たないでしょう。ただ、この減っていく感じによって鬼気迫ってくるものがあるため無駄にスマホを弄らなくて済むというメリットもあります。

また、待機時にはバッテリーを殆ど消費しないのでスマホを使わずにいれば平気で2日くらいはもってくれます。

文字入力が大変

サイズが小さいので持ち運びやすくていいのですが、その反面で画面が小さいので文字入力が大変なところがあります。僕はQWERTYモードで入力するためキーの一つ一つがとても小さく誤入力が多発しています。ただ、これもフリック入力する場合にはあまり問題にはならないかと思います。キー同士の距離が近いので指を移動させる距離が短くなって快適に入力できます。

多くをもっていることが、必ずしも良いこととは限らない

Palm Phoneを使うようになって分かったことがありました。

それは「多くをもっていることが、必ずしも良いこととは限らない」ということです。以前の僕はスマホを買うんだったら画面のサイズは大きいほうが良いし、バッテリーもストレージも大容量の方がいいと思っていました。

たしかに、画面が大きくなることや性能がアップすることでスマホ1つで色々な事が出来るようになって、より便利な生活を送れるようになりました。ただ、それとは引き換えにスマホばかりに意識をもっていかれてしまって、目の前にいる人を大切に扱わなかったり、自分の身近で起きている素敵な事に気がつけなくなってしまった自分がいました。

Palm Phoneにしてからはとにかく電池は持たないし、画面も小さいので無闇矢鱈にいじることがなくなり電車の中では本を読んで過ごしたり、周りの人達を見てビジネスのアイデアが浮かんだり、窓の外に映る綺麗な景色に感動できるようになったのです。そして、何よりも良かったのが人と会っている時にその人との時間を大切に過ごせるようになったということでした。

少ない」ということは決して不便で悪いことばかりではないのだと痛感できたPalm Phoneとの数週間でした。これまでスマホに操作されている感じのあった自分でしたか、これからは上手く距離を保ちながらデジタルライフが過ごせるのではないかと思っています。