💁♂️ 【お知らせ】塾専用HP作成サービス
みなさん「そろばん」って知っていますか?日本人であれば小学生の頃に少し触ったことがあるであろう、あの珠を弾いて計算できる木製の計算機です。
僕は小学校の時にそろばんをやった記憶が全く残っていなかったので、久しぶりにそろばんを触ってみると驚きばかりでした。1と5の珠だけをつかって四則演算ができるんです!これを考えた昔の人は本当に凄いですよね。
どうして、僕がこんな話をしたかと言うと実は先日コッソリと「子供向けのそろばん学習アプリ」をリリースしたからです!
その名も「そろばんモンスター」です!足し算と引き算をしながら、ステージをクリアしていくとモンスターが進化していきます。ゲーム感覚で遊びながら学べるそろばんアプリになっています。
ちなみに今回のアプリに出てくるモンスターのキャラクターデザインは外部のプロの方にお願いしました(^^)ソロバンというテーマにそった可愛いキャラクターを考案いただきました!
アプリを作ることになったキッカケ
僕がいつもお世話になっている、りゅうけんさんが運営する「人生逃げ切りサロン」のメンバーの方から山片さん(@nobu_yamakata)をご紹介いただいたのが最初のきっかけです。
山片さんはドイツで現地の子供向けに長年そろばん教室を運営されている方です。とても気さくで優しい人柄の方で、僕が子供だったら是非教えてもらいたいと思えるほどです。
以前からそろばんアプリを作りたいと思っていたようで、人の紹介を介してそこで僕と繋がりました。山片さんがアプリを作りたいと思うようになった理由は次のようなものでした。
- 現地ではそろばんを手に入れるのが難しい
- 教材や教えてくれる人を見つけるのが大変
- 子供が楽しみながら学べるものが作りたい
現地で子供達にそろばんを教えるかたわら、楽しく学べる教材やそろばんを用意するのがドイツでは難しいことが分かったそうです。僕もドイツのアマゾンで探してみたのですが、ちゃんとしたそろばんを見つけるのが難しいということがよくわかりました。これじゃ、現地のお店で手に入れるって本当に大変ですよね。。
そこで、これらの問題を全て解決できる方法はないかと悩んだ結果「アプリ」にすることを思いついたそうです!
アプリにしてしまえば画面上にそろばんを表示することもできるし、近くに先生がいなくてもゲーム感覚でそろばんの基礎を学ぶことができます。
現在、そろばんは日本のみならず世界中で人気があります。そこで、このそろばんアプリのメインユーザーも世界中の子供達にしました。言語の影響をあまり受けないUIをデザインすることは簡単なことではなかったのですが、とてもエキサイティングなものになりました。
アプリのリリースを記念して、自分が実際にデザインから開発までをしてわかったことなどを共有したいと思います。これから、子供向けアプリのデザインをされる方の参考になれば幸いです。
ボタンは大きくわかりやすく
このアプリのデザインをする上で常に意識していたことがあります。それは、そろばん学習アプリということもあり、まだ小学校に入る前の小さな子供達が利用するということです。
人は一般的に年を重ねるにつれて手先が器用になるため、小さなうちはまだ細かな作業ができない場合がほとんどです。僕の甥っ子や姪っ子も昔は積み木を崩してばかりいたのに、ちょっと見ないうちに上手に積み重ねていたりするものです。
そこで、手先が不器用なことを前提にアプリ内に設置された矢印やアイコン、ステージを選択するボタンなどをなるべく大きくするようにしました。
ボタンを大きくすることで、小さな子供でも押しやすくしています。
あくまで文字は補助的な役割にとどめる
「そろばん」そのものが日本のみならず世界中で人気のため、このアプリをデザインする段階で異なる言語圏で使われることを想定していました。
そこで、文字情報を極力減らしてアイコンを通して何を意味しているのかが伝わるようにしました。アイコンのデザインも親しみを持ってもらえるように、丸みのある可愛いものにしています。
文字情報を減らすことで英語が母国語ではない子供がアプリを使った時にも拒否感を軽減することができるようにしています。
とにかく楽しい雰囲気をつくりだす
「そろばん」と聞くとどうしてもお勉強という印象を持たれる方が多いと思います。他のそろばんアプリを見てみると「いまから、そろばんやりますよ!お勉強しましょう!」というものが少なくありませんでした。
そろばんモンスターではお勉強感は出来る限り取り除いてゲーム感覚で楽しみながら学べることを大切にしています。
そのため、ゲーム全体のカラーやテイストもポップなものにしています。そろばんの珠にも顔をつけることで、子供達に親しみを持ちながら遊んでもらえるような工夫をしています。顔の表情が変わることで、珠の動きが正しいのか間違っているのかなどのフィードバックも直感的に理解してもらえます。
今回初めて子供向けのアプリを作ったのですが、これまでやってきたアプリのUIデザインとは、また一味違った面白いものでした!ユーザーの視点に立ってデザインするって改めて面白いです。
今回の内容がどなたかのお役にたてれば幸いです!
iOSアプリのダウンロードはこちら
Androidアプリのダウンロードはこちら